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田七人参について記載された古典のご紹介
万隆堂 / 2014-07-02

 田七人参について記載された古典のご紹介!本草学とは、中国の「薬物についての学問」をいい、その知識をまとめた書物を『本草書』と呼びます。本草の語源、この語ができた時期などは不明ですが、前漢の末期には存在していたと記録されています。

薬物についての研究は本草書を中心にして行われ、その成果はこれらの書の中に蓄積されてきました。

田七人参は、これらの中国で最も古く権威のある本草書において、その薬能が記載されている生薬。それらの本草書の中で、田七人参の薬能がどのように記載されているか、下記にご紹介しましょう。1596年に出版された本草網目に記載されていることから、田七人参は16世紀末には中国南部地方で民間的に、止血、消炎、鎮痛などの薬として用いられてきたと思われます。

 

 

本草綱目(ほんぞうこうもく)

   田七人参は、 止血する、血を散らす、痛みを止める薬能がある。外傷による止血には粉末を塗布。また、吐血、鼻出血、下血、血便、子宮止血、産後の出血、目の充血、打撲傷の内出血など一切の血病を治す。 

 

 

 

玉楸薬解(ぎょくしゅうやくかい)

    営を和ませ止血する。脈を通し瘀を行らす。すべての鬱血を破り、吐血、鼻出血、子宮出血、外傷出血の一切の新血を止める。 

 

 

本草新編(ほんぞうしんぺん)

   田七人参は、 止血する神薬である。どこからの出血であろうと、およそ出血するものは本品のみを用いて止められる。本品を補血、補気薬に加えるとさらに妙効が得られる。 

 

 

 

医学衷中参西録(いがくちゅうちゅうさんせいろく)

    瘀血を化すが新血は損なわないので、血を理えるまことに優れた品である。外用すれば金瘡(外傷、切り傷)をよく治し、粉末を傷口に塗布すればただちに血は止まり痛みは癒える。 

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